旅行大好き夫婦の私たちが、入国規制や感染拡大を避けて選んだ次なる地は…隣国スイス!
3泊4日、三密回避の大自然めぐりです。
本来ならば車でも行ける距離ですが、我が家の愛車は現在調子が悪いので、今回は思う存分列車の旅を満喫するとしましょう。
1日目
シュトゥットガルト→シュピーツ→トゥーン湖→インターラーケン→グリンデルワルト
所要時間
シュピーツまで・・・電車約5時間
シュピーツからインターラーケンヴェスト・・・トゥーン湖クルーズ約1時間
インターラーケンヴェストからインターラーケンオスト・・・徒歩30分強
インターラーケンオストからグリンデルワルト・・・電車約40分強
朝7時半の電車に乗って、夕方16時過ぎにグリンデルワルトに着きました。
こうして書き出してみるとシュピーツまでの約5時間が長く見えますが、実際は数回の乗り継ぎがあるためひとつの電車に乗っている時間は2時間くらい。
一回、電車が遅れて乗り継ぎに失敗しましたが、それも想定内でした。
ドイツ鉄道はとにかく遅延、キャンセルが日常茶飯事なので…
シュピーツからインターラーケンヴェストまでは電車でも行けますが、天気も良かったのでトゥーン湖クルーズを楽しみました。
景色はもちろん、風がとても気持ち良かったです。
インターラーケンのヴェスト(西)駅からオスト(東)駅までは、散策もかねて徒歩移動。
暑くてバテ気味でしたがスイスの物価の高さに恐々しながら、お土産ショップなどを覗きながら歩きました。
インターラーケンオストからは、ベルナーオーバーランド鉄道という登山鉄道に乗車。
登山鉄道は「これぞスイス!」と改めて気分を盛り上げてくれます。
車窓から見える景色も素晴らしく40分強は本当にあっという間。
座席テーブルの絵がかわいい。
そして本日の宿泊地、グリンデルワルトに到着!
大迫力のアイガーが目前に迫る街です。
見たこともない大きさ、高さの山々に囲まれてポカンとしてしまいます。
こういう圧倒的な自然を目の前にすると、自分の想像力や思考が一段階広がるような感じがします。
例えば今まで30㎝の物差ししか持っていなかったのが、急に1mにまでびよんと伸びたような。
知らなかった世界が、ここには確かにあるんだと実感します。
でも、細かな情報や見えない部分を見せてくれる本や写真でしか出会えない世界もある。
現実の旅と心の旅、やはり私にはどちらも欠かせません。
そんなことを思いながら、グリンデルワルトの街歩き。
場所柄アウトドアショップが多く、なんとモンベルもありました!
日本以外には、アメリカとスイスにしかお店がないそうです。
親切な店員さんが、私たちが翌日行く予定のユングフラウヨッホについて、おすすめハイキングコースなどを教えてくださいました。
ありがとうございます!
山々が真っ赤に染まる、アーベントロート。
夕日に染まる山のことをこう呼ぶのですね。
山好きの父に写真を送ると、教えてくれました。
登山用語と医療用語は、やはりドイツ語が多い…
キッチン付きのホテルだったので、この日はスーパーで買ったピザと辛ラーメンというジャンキーな夕食。
スイスはドイツ以上に外食が高いので、節約節約。
移動疲れもあったので、気楽にホテルで食べる夕食も悪くないなと思いました。
バルコニーからの絶景が、一番のごちそう!
明日はヨーロッパで一番高い所にある駅、ユングフラウヨッホへ向かいます。