KAZAGURUMA LIBRARY

from Germany, 旅が好き、本が好き。

初めて内科へ行った話

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、と言いますが本当にその通りです。

最低二週間に一度はブログ更新する、という今年の目標を早くも放棄するところでした、危ない。


1月後半は夫が体調を崩し、ドイツに来て初めて、病院へ突撃しました。

ドイツ語もそうですが、保険やら薬やら診察の流れやらすべてが未知で、今までは少しぐらい調子が悪くても何とか乗り切っていたのですが。

なかなか高熱が下がらず、インフルエンザか何かでは?と思ったのです。

ドイツでは基本的に病院関係は日本より厳格な予約制

予約はだいたい電話です。ドイツ語の壁により撃沈。

そしてそれ以前に、まずどこの病院に電話をかけるのか?これが大問題です。

ドイツ人はHausarzt(ハウスアルツト=ホームドクター)といって、各家庭がかかりつけ医を持っています。

予約をしようにも、そもそも自分のハウスアルツトでなければ断られてしまうのです。

しかしこのハウスアルツト探しがそれはもう大変。

引越しをしたりして新しい町に住むと、まずはハウスアルツト探しをするのがドイツ人の鉄則。

以前のハウスアルツトからの紹介だったり、ご近所さんに聞いたり、はたまた町を歩き回って探したり…

それでも、ドイツ人でさえ「今は新患は取っていない」とかなんだかんだ理由を付けて断られることもあるそうです。

私は一度、「元気な時に見つけておかないと本当にしんどい時に困る!」と一念発起していくつか病院へ直撃したのですが、あえなく断られてしまいました。

ドイツ語でコミュニケーションがうまく取れないからか、ため息つかれたりと対応が結構悪くて(色んなところでやられるので今は慣れました)、心が折れました。

そんなこんなで、未だにハウスアルツトがない私たち

ですが、改めて近所の内科を片っ端から調べていたら、「〇曜日の午後は予約のみ」とか「予約優先」などの文言はあるものの、「予約なしの患者は受け付けません」とか「ハウスアルツトの患者のみ」なんてどこにも書いていません!

じゃあ飛び込んでみよう!ということで、最低限のドイツ語フレーズだけメモして、フラフラの夫といざ出陣。

受付で追い返されるかな、とビクビクしましたがサラッとOK!

お医者さんは英語を話すので夫一人で問題なし。

でもインフルエンザの検査などもなく、喉を見ただけで「変な菌はいないから大丈夫!ルイボスティーをたくさん飲んでハチミツ舐めれば治るわよ」って終わりだったみたいです。

目視で菌の有無が分かるなんて、さすが医療大国ドイツ…じゃなくて!!

本当に!?冬だし一応インフルチェックぐらいしないの!?とビックリ。


夫は薬を出してもらえないことに驚いていましたが、私は「ドイツ語学校などで聞いた内容と同じ対応だ!」とニヤリとしてしまいました。

自然療法がさかんなドイツでは、できるだけ薬は使わず自然にあるものの力を借りて、自己治癒力を高めるという考え方ですね。

この考え方自体は私は好きですが、よほどのことがない限りと避けてきた病院に必死でやって来た夫にしてみれば、せめて薬でもくれないと労力が報われない!という感じだったのでしょう。

「とにかく薬を出してほしい」と処方箋をゲットしていました。

保険のおかげで病院では支払いなし、薬のみアポテケ(薬局)で数ユーロの実費

執念の薬が効いたのか、ほどなく夫は回復しました。

経験値も上がって良かったけれど、検査も薬も期待できないのなら、これからもやはりよほどのことがない限り病院へは行くまい、と誓いました。

今まで以上に、とにかく健康体でいること、の重要性を痛感した、そんな1月後半のお話。

そんな私たち、中国を中心に猛威を振るっている新型肺炎に怯えつつ、もうすぐ年に一度の一時帰国です。

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