突然ですが、みなさんは旅行先で必ず訪れる場所や買うもの、ありますか?
私は、ご当地マグネットを集めています。
そして自称本大好きっ子として、できる限り訪問しているのが、各国の図書館です。
ヨーロッパの図書館は、建物自体が歴史あるものだったり、新しい場合でもデザイン性が高かったり、一見の価値あり!なところが多く、観光客が目立ちます。
日本でも観光資源となるような図書館が増えてきていますよね。
ウィーン旅行で訪れたのは、ウィーン中心部を歩けば必ず一度は通るのでは?と思われる↑ホーフブルク王宮の一角にある、オーストリア国立図書館。
そういえば以前は、こういった観光スポットにあるパンフレットはもらっていなかったのですが(日本語がないので…)、最近は語学学習のためと言い聞かせて持ち帰っています(←優等生)。
というわけで、かなり自信のない翻訳で、オーストリア国立図書館の概要をお伝えいたします。
くれぐれも、正確な情報は公式のホームページ(英語)より入手してくださいませ…
まず、オーストリアはドイツ語圏です!
なので、パンフレットはドイツ語表記と英語表記になっていました。
表紙には「DER PRUNKSAAL」と書かれています。
あっ!!
「SAAL」が「HALL」=「ホール」!!っていうのは辞書を見なくても分かりました!!感動。
「PRUNK」は「豪華、華美、華麗」という意味みたいです。
なるほど、このホールは世界で最も美しく歴史があるホールと言われているそうです。
ホールに入る前から、豪華な階段。
カール6世(1685-1740)が、宮廷図書館としてこのバロック様式の建造物を依頼。
有名な建築家であった、ヨハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハ(1665-1723)が設計し、彼の息子ヨーゼフ・エマヌエル(1693-1742)によって建てられました。
親子の傑作だったんですね!
絢爛豪華な天井のフレスコ画は、宮廷画家ダニエル・グラン(1694-1757)によって1730年に描かれました。
深刻な損傷の後(←不慣れな翻訳感あふれる日本語…)、1769年、フランツ・アントン・マウルベルトシュ(1724-1796)が修復しました。
このホールは奥行き77.7m、幅14.2m、高さ19.6mですが、ドーム状になった天井部は最高30mもあります。
堂々としたカール6世の大理石像が、豪華な印象をさらに強くします。
この像は、宮廷彫刻家アントニオ・コラディーニ(1668-1752)によって造られました。
他にも、オーストリアとスペインのハプスブルク家を描いた大理石像が、様々な彫刻家によって造られ飾られています。
ホール中心部の四隅には、ヴィンセンツォ・コロネリ(1650-1718)の地球儀が展示されています。
価値を分からず見てしまっていたので、地球儀がきれいに写った写真がありません…。
蔵書数は1501年から1850年までの20万冊以上。
また、Googleの協力のもと、これらの中身をデジタル化し、オンライン上では無料で参照することができます。
…たぶん、こんな感じです。
とにかく、「PRUNK」の名の通り豪華で息を呑むほど美しい空間でした。
高さのあるホールなので、全身が本に包まれているような気持ちになります。幸せ。
重厚な本棚や梯子も素敵で、まさに「美女と野獣」の世界。
子どもの頃憧れた、主人公ベルの気分になれます♡
本好きさんはもちろん、そうでなくてもミュージアム感覚で楽しめること間違いなしのオーストリア国立図書館!
ぜひ旅の予定に加えてみてはいかがでしょうか♪
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