先週末はウィーンへ小旅行。
今回は夫と二人ではなく、ドイツで出来た妻友達と女3人旅です。
ドイツに来る前は、こうして気兼ねなく旅行できるような友達が出来ることも、英語NGドイツ語NGの私が夫不在で行動出来ることも、想像できませんでした。
人のご縁に感謝するとともに、亀の歩みながらもちゃんと頑張ってきたのかも?と感慨深い一泊二日となりました。
まずは朝4時半、連絡を取り合って互いに起きられたことを確認し、5時半、同じ電車に無事乗り合わせることに成功。
ここが一番テンション上がりました。
合流さえできればこっちのもの。あとは楽しむのみです。
シュトゥットガルトからウィーンまで、飛行機でぴょんっと約1時間15分。
睡眠不足を補う間もなく、文字通りひとっ飛びです。
洗練された美しい街並みが広がり、不慣れな観光客感丸出しではしゃぐ私たち。
そりゃあ“世界の住みやすい街ランキング”上位常連シティだけありますね。
ドイツの素気ない(それはそれでとっても好きです)外観とは異なり、彫刻や装飾が施された建物がズラリ。
また、ザルツブルクへ行った時も思いましたが、“白”が本当に“真っ白”で明るい!!
そんなこんなでキョロキョロしながらも、私たちの歩みはある場所へ向かって一直線。
待ちに待った女子旅、そしてここはウィーン。
我々、“おしゃれカフェでザッハトルテを食す♡♡”という贅沢ミッションを掲げてやってまいりました!!
日本ではチョコレートがお馴染みの、DEMEL。
外観も、内装も、制服も…すべてが可愛い。
2階のカフェに上がる途中には、鏡張りの工房が見えます♪
そして繊細かつ堂々としたオーラを放つケーキの数々…
これは!!!シュトゥットガルトでは絶対お目にかかれない!!!
…そんなことはないかもしれませんが。
スイーツ偏差値が、カフェ偏差値が…とんでもなく高い!!!それがウィーン!!!
発狂寸前で写真を撮り、そろりそろりとフォークを入れ、一口いただき美味しさに悶絶、そのまま失神しそうな3人。
ケーキは1つに絞れなかったので、↑このミニザッハーと、↓のケーキ。
写真だと少し分かりづらいですが、上に乗った濃い色のカタマリは“すみれの花の砂糖漬け”。
ハプスブルク家最後の皇妃、エリザベートも愛したそうです。
ハプスブルク家やエリザベートの物語も読んでみたいな、と思いながら、旅行に間に合わず…。
いつかは…!!
個人的には、「すみれの花の砂糖づけ」と聞くと浮かぶのは江國香織さんのこちらですね。
小説ではなく、詩集です。とても美しく儚く、危うくそしてスッと強い。
なんだか夢のような食べ物があるんだなぁとずっと気になっていたので、絶対に食べてみたかったのです。
ふわっと高尚な風味が広がって、優雅な気分に浸りました。
甘美なケーキに身も心も溶けながら、麗しのウィーン旅行、はじまりはじまり~♡
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