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from Germany, 旅が好き、本が好き。

北欧旅行前夜~旅のお供とオススメ本~

8月最終日、シュトゥットガルトは雨の金曜日です。

明日から夫が夏季休暇を取っているため、北欧旅行へ行ってきます。

ドイツは日本に比べて労働時間が短く、有給消化率も100%、休暇も長いです。
日本にいた頃からは考えられない生活です。
どちらがいい、という話ではなく、今まで当たり前だったことも、一歩外に出れば当たり前ではなくなるのですね。
仕事をしておらず、かといってコミュニティがあるわけでもない今の私にとっては、夫が早く帰ってくることも休暇が長いことも、ありがたい限りです。

それにしても、駐在が決まってからずっとバタバタしていて、気持ちも体力的にも疲れていたので、夫婦念願の長期休暇です。

私自身は、北欧へ行ってみたいという思いはかれこれ10年以上温めていたので、準備段階ですでに盛り上がっています。
学生時代にデザインや建築などを通して北欧に触れていたちょうどその頃、映画「かもめ食堂」が公開されたり、IKEAが日本上陸したり…

北欧ブームはどんどん加速し、今では“ブーム”を越えてひとつの“カテゴリー”として定着したように思います。
私も、「就活はせずにバイトでお金を貯めて北欧へ行く!」と言っていたこともあったような…
結局就職しましたが、働き始めて自分の好きなことや優先順位が定まってくると、北欧を感じる仕事や会社に転職したりと、ずっと片思いしていました。

明日からありったけの北欧グッズを身に着けて、五感すべてで北欧を感じてきたいと思います。

そして、旅気分をさらに上げてくれるアイテムといえば、です。

今回の旅はわりと長期なのですが、移動も多いためスーツケースは無しで荷物はリュックにまとめます。
重さも嵩も減らして…と試行錯誤のパッキングなのですが、どうしても本を持って行きたい…

一冊だけ、連れて行くことにしました。

今回の旅先のひとつ、スウェーデンのガムラスタンという街が、「魔女の宅急便」の舞台と言われているそうです。

(「魔女の宅急便」のモデルと言われている街は他にもいくつかあります)
 
こうして旅のお供を選び出し、その本に合うブックカバーと栞を考える時間が、私は大好きです。
プレゼントでいただいたマリメッコのブックカバーと、ムーミンの栞をチョイスし、とことん北欧気分を高めます。
 

せっかくなので、北欧に関するオススメ本をいくつかご紹介いたします。
群ようこ (著)
北欧好きのバイブルともいえるのではないでしょうか。
フィンランド、ヘルシンキを舞台にした、群ようこさんの小説。
3人の日本人女性の人生が、はるか遠くフィンランドの地で一瞬交わる、その愛おしさと奇跡が、等身大で描かれています。
読んでいるとお腹がすいてきて、そしてそれってなんて幸せなことなんだ、と思う一冊です。

片桐はいり (著)
映画「かもめ食堂」に出演されていた片桐はいりさんによるエッセイ。
映画撮影後、お一人でフィンランドに残って旅をした時のことが書かれています。
片桐はいりさんのエッセイは数作読みましたが、視点が面白くユーモアを感じます。
表紙デザインの可愛さも素敵。
ヨハン・テオリン (著)
北欧の柔らかく穏やかなイメージを覆す、スウェーデンで繰り広げられるミステリー。
とはいえミステリー要素は強くなく、重厚な小説として楽しめます。
壮大な自然や空気感の描写が絶妙で、新しい北欧の魅力に出会えました。
 
デザイン関係の本やガイドブックも、おしゃれで見応えのあるものがたくさん出ています。
眺めているだけでもワクワクしますよ。
 
それでは、早朝フライトに備えておやすみなさい!